現代骨格博物館
伊藤 有花
現代社会の人々の姿勢を可視化する
現代人の姿勢は様々な要因で悪くなっています。スマホを見ている時、本を読んでいる時、仕事をしている時。
さらにはコロナがやって来てから運動量が減り、体を支える筋肉が衰えた結果姿勢が悪くなってしまうこともあるそうです。
この博物館を見た結果、あなたの意識に潜り込み、日々の生活の中で「あ、今ちょっと姿勢悪いかも」と思い出して頂ければと思い制作しました。
私はこれを制作し始めてから時々思い出して背筋を伸ばすようになりました。
作品紹介ムービー
作品説明
博物館を見ていると姿勢の悪い絵画が!
プロジェクターから投影された絵画の姿勢が悪くなってしまっています。
綺麗な姿勢にする手伝いをしよう!
絵画の裏で悪い姿勢から良い姿勢にゆっくり治しましょう。
綺麗な姿勢に直していただきありがとうございます!
素敵な姿勢に直せましたね!
◉この作品と社会課題
スマホやパソコンを操作する際に、頭が前に出てしまっていたり、仕事・家事などで前かがみになる時間が続いたりであまり正しい姿勢を取れてない方に向けて制作したコンテンツです。
◉どういう着想から生まれたか
元々、スマホ依存症から考えていたのですが、スマホをずっと見ている人で綺麗な姿勢の方はあまり見かけないな、と思いつき、姿勢で作ろうと考えました。博物館イメージにしたのは、私が博物館や美術館などのあの独特な雰囲気が好きですし、その方がただ設置するだけよりも見栄えするんじゃないかと考えたからです。
◉課題解決の方法
実際に自分で悪い姿勢から正しい姿勢になっていただくことでこれが正しい姿勢なんだなぁと感じていただきます。
◉体験方法
絵画を模したスクリーンの後ろにいていただき、だんだん正しい姿勢に治っていく動画を投影します。後ろに回ってスクリーンと同じ動きをしてもらい体験していただきます。
◉メッセージ(この作品を通してどのように世界が変わってほしいか)
この作品を時折思い出していただいた時に、なんとなくスッと正しい姿勢に直そうと考えてもらえたら嬉しいです。