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絵イジズム

島崎 流伊


年齢に対する偏見に気づく
エイジズムとは年齢による決めつけ、固定観念や偏見を持つことを言います。このエイジズムは若者から高齢者に幅広く関係する問題になっています。今作のターゲットは10代から20代の男女と若い方と設定し高齢の方に対するエイジズムをテーマとして製作しました。今回”絵”で伝えるエイジズム「絵イジズム」を制作し皆さんが無意識に持っている偏見について改めて考え直すようなストーリー展開となっています。主人公のおじいさんは元プロ野球選手。森の動物に一緒に野球をしようと誘われます。そこに現れる年齢による偏見を押し付けるへんけん魔女が現れます。しかしへんけん魔女の正体は実は読み手であるあなただというドキッとするようなコンテンツになっています。 

作品紹介ムービー

作品説明

手に取る

まずは絵イジズムを手に取っていただきます。

物語を読み進める

通常の絵本のように読み進めていただきます。

へんけん魔女の正体が自分になっている

へんけん魔女の顔の部分に自分の顔を映してください。

◉この作品と社会課題
エイジズムとは年齢に対する固定観念や偏見を持つことをいいます。多くの人が年齢に対する無意識の偏見に気づいてほしいという願いから今回絵本を通して無意識の偏見に気づく物語を制作いたしました。

◉どういう着想から生まれたか
急に鏡で映し出されたときドキッとした経験から鏡を使った仕掛けを取り入れたいと考えました。

◉課題解決の方法
物語で悪役として登場するへんけん魔女の正体が読み手である自分だという読み進めていく中でドキッとするような予想つきづらい展開になっています。

◉体験方法
通常通りの絵本と同じで物語を順に読み進めていきます。

◉メッセージ(この作品を通してどのように世界が変わってほしいか)
この作品を通して年齢に対する偏見がなくなるような世界を作っていきたいです。