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インフォクローゼット

川島碧泉

クローゼットで情報整理
私は昨今の情報過多という問題に、情報整理というアプローチで解決法を考えました。しかし、情報の取捨選択といっても、どの情報を残していけばいいのか分からない方も多いと思います。そこで私が思ったことが、『もういっそ自分の好きなものだけ残せばいいんじゃない?』という考え方です。
体験方法は至って簡単で、気に入った広告という服を、脳というクローゼットにかけて好きなようにデザインしていくだけです。
真面目な人ほど、情報過多に悩まされていると言われています。
いっそ、自分の好きなように情報をカスタマイズし、自分の好きなように情報を整理してしまって、気楽に行こうよ!という考えを込めてデザインをしました。

作品紹介ムービー

作品説明

Tシャツたち

全て広告で作られています。上にフック用の穴が開いています。

情報量が多すぎるクローゼット

棒に引っ掛けます。小物も置くことができます。

体験

実際の体験の様子です。クローゼットを脳に見立てて、服を情報に見立てています。

◉この作品と社会課題
情報過多という問題を、より身近に感じてもらうために、実際にクローゼットを自分でデザインしていくことで、取捨選択をしてもらうコンテンツです。
現代の一日に得られる情報量は、江戸時代の情報量の一年分と言われています。

◉どういう着想から生まれたか
この現代社会は注視しなくても、さまざまな情報にあふれています。SNS真偽不明の情報が跋扈する中、情報を完全に遮断するのは難しいです。しかし、脳が疲れてしまう方も多いと思いました。そこで「不安でたくさんの情報を集めてしまい、脳が疲れてしまうのではないか」と自分なりに考え、この作品を作りました。

◉課題解決の方法
情報を無理に捨てさせるのではなく、整理する方法を教えることで、情報を捨てることに不安がある方も、抵抗感がないのではないかと考えました。

◉体験方法
実際にクローゼットを自分でデザインしていくことで、取捨選択をしてもらうだけです。小物もあるので、好きにカスタマイズしてみてください。

◉メッセージ(この作品を通してどのように世界が変わってほしいか)
このコンテンツを通して、情報過多という問題に対して、自分の好きなように情報をカスタマイズしてもいいのではないかと考えました。みんなが情報の洪水に流されず、気楽な気持ちで、現代社会を生きていってほしいと思います。